チャートの達人をよんで

Kindle Unlimitedでチャートの達人という本を読んだ。

中でも、チャートは心を読むものだという言葉がとても面白かった。

この本では、チャートは過去であり、チャートの形から未来がわかるなんて嘘っぱちだと書かれていた。そもそもプロが負ける株の世界で、素人がチャートの見方で勝てるわけなんか無いし、株価の基本はランダムウォークで、チャートで未来がわかるものでは無いのだという。

ただチャートからは、投資家の心理が読み解けるというのだ。

移動平均より株価が下の場合、平均に近づくと反発して下がる傾向にあるのは、平均値として、今まで買ってきた人の価格がある以上、損切りをしたくて売っていると読み解けるのだと。

この考え方は、とても面白いなぁと思った。

株を数字として捉えるのではなく、その先にある人で考えて投資をするのは、勉強するのも楽しくなりそうな言葉だと感じた。